昨日こんな面白いカメラを入手しました、Argus C3 COATED Cintar 50㎜F3,5 ボデーNo495864495864 35㎜フイルム用 1938~1966年まで製造されていたようです、レンズに汚れは有りますが傷が見当たらないのでクリーニングしてヘルコイド移植すると結構面白いものが撮れるのかもしれません、
憶測ですがボデー番号から見ると1949年製造ではないかと思われます、こ゚のカメラボデーはプラスチック一体成型にて大量生産を考慮して製造されています、、でも構造がシンプルではありますがレンジフアインダーが組み込まれていてピント調節も出来る優れた設計理念で、レンズは独自の捻じ込みマウントですがフォーカスはギヤーを介してボデー上部にて駆動出来る様になっています、相当な量が結構低価格で販売されたものだと思われます、(詳しき人の調査では1938年のアーガスC3の米国販売価格は30ドル程だったそうです、普通のサラリーマンの週給程だそうです。)

外せました、なんと単玉です、これは面白いと思います、解体して確認したところ単玉ではなかった treizieme ordre さんの指摘が的を得ているのでしょう、トリプレット構成なのかもしれません、レンズブロックのすぐ後ろにシャッターブロックが有ったので見間違えしました、、ネット検索で作例など見ましたが結構良きレンズなようです。コリメーターで測ればどのマウントにできるかわかるでしょう。色々調べたらボデーからレンズの外し方が判明しました、無駄な作業でしたがカメラ構造知るのには良き機会でしたが?無駄な作業も知識を得るための手段だと思います。
捻じ込みマウントのサイズ,直径1,34~1,24ユニファイインチ(33,75mm)22山インチ F,B約41mm 2群3枚or2群2枚構成?

EOS-Argus アダプター製作してみました、チャイナ製のEOS-M42アダプター使用して作りましたが,此のアダプター規格からマイナス5/100mmですのでF,Bはそれなりですが、この様な時の部品として使用する為に10個ほどまとめて購入しておいたものです。 フルサイズで使用出来るので便利かもしれません、EOSーArgusのアダプターはネット上で検索しましたが、どこにも見当たりませんがどうしてだろう?(もしかして世界初かなー)ミラーレス用のアダプターは何社かで販売されているようですが、レンズの価格より高価のが難点ですねー!!
捻じ込みマウントのサイズ,直径1,34~1,24ユニファイインチ(33,75mm)22山インチ F,B約41mm

アダプターに付けたArgus レンズです,アダプターは今回もオーバーインフとしてあります、フォーカスリングに距離目盛が無い為です。本来はギヤーが切ってあるマウントすぐサイドがフォーカスリングですが、今回は前の鏡筒を回転させてもフォーカス、出来るのでこの状態で良いことにしました。

アダプターを6Dに装着した状態です。M42座面からだいぶ奥に螺子部分が見られると思います、だいぶフランジバックが短いのです。

EOS6Dに装着した状態です。パンケーキレンズに近いフォルムになりました。

EOS6Dに装着した状態で斜めからのフォルム。

共立400mmコリメーターでインフ撮影テストです、インフは出ているようです、これで問題なさそうです、もう一台分の部品有るのでもう一個製作しておきましょう。共立400mmコリメーター(インフ固定ジーメンスターチャート)は改造完成したレンズをカメラに付けてのテストに、ジーメンスターチャートが意外と大きいので使い勝手が良いのです、この共立400mmコリメーターはデジタルカメラの完成テスト用に開発製造された物だそうです。

EOS6Dで開放撮影してみました、まあまあの写りでしょう、フード作らないとフレヤーが入りやすいレンズです。

5本ぐらいニューヨークの友人に此のレンズ手に入れてもらうように依頼しました、うまく手に入ればよいのですが?1月24日ニューヨークからTEL有りました、5本分ボデー付きとレンズのみで手配すんだとのことです、友人とは嬉しく有り難いものです。
捻じ込みマウントのサイズ,直径1,34~1,24ユニファイインチ(33,75mm)22山インチ F,B約41mm EOSマウントF,Bは44㎜ 故に差が3㎜ アダプターの座面より∔1,5mm アダプター座面より4,5㎜奥に螺子部分がセットされています、画像3枚目を参照。